皆様、新年明けましておめでとうございます。

旧年中は格別なご高配を賜り、まことに有り難く厚く御礼申し上げます。本年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

かつて、ロシアがリードした社会主義経済体制の崩壊、そして、アメリカがリードした資本主義経済体制もグローバル化した経済体制の下で、限界が見え始めているように思います。

そこに、台頭したのが、強力な政府主導による中国の経済体制が今後の世界経済をリードして行くものと予想されます。

このような状況の下、経済環境は予測不能な状況にあり、経営者の判断・決断が一歩踏み間違えれば、如何に大企業とは言え存続自体危ぶまれる状況にあります。

その一例として㈱シャープ・㈱東芝等が窮地に追い込まれましたのは、経営者の判断・決断一つによるものであったこと、自明のごとくであります。

また、危機感を感じた㈱ﾄﾖﾀ自動車が㈱ﾊﾟﾅｿﾆｯｸ・㈱マツダ等の業務提携を行ったのは、大企業といえど企業のみでは生き残れないと言う、経営者の危機的判断の結果と思います。

今後、業界の垣根を越えた業務提携が増えるものと思いますが、経済産業省等の政府機関の後押し体制が、中国政府の対応と比較した場合、いまいちと言うのが歯がゆさを感じます。

このような激変する世界経済の下、日本の片隅で一粒の種を蒔き始めました弊社にとって、昨年は大きな躍進の年でした。

ホームページの開設や沢山の方との出会い等、弊社の事を広く皆様に知って頂けたのがその一例です。

更に、ご契約いただいている企業様が増え、沢山の感謝のお言葉を頂いた事が何よりの喜びとなりました。

本年も昨年以上に様々な取組をしながら、一社でも多くの企業様のお役に立つよう邁進してまいります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成三十年元旦