平素は私どもIPMコンサルティングにご協力いただきましてありがとうございます。
この度、日々頑張っておられる経営者の方々の一助になればと思い、「IPM流経営改革のすゝめ」を発行させて頂きました。日常の業務・営業に追われ忙しい経営者の皆様に、簡単に読めるお役立ち情報をお伝えさせて頂きます。
会社を本当に良くする計画を作るには?
前回は間違った計画の作り方をご説明しましたが、今回は良くする計画の作り方を説明します。
会社を良くする計画書を作るには、いくつかポイントがありますが、今回は3点ほどご紹介いたします。
①計画に夢があること。
本当に会社を良くするためには、過去の実績を参考にしてはいけません。「○年後には自分の会社をこのよ
うな会社にするんだ!」という社長自身がわくわくするような、明確な夢・目標から計画作成を始めます。
過去の売上や費用などを基準に計画書を作成すると、従来からの経営に縛られ社長自身のやる気や新しい発想は生まれません。実際に計画を作ったが、いい結果が出ないという会社の計画はこのタイプが多いです。
②二人以上で作る。
計画は社長一人で作ってしまうと、どうしても理想で決めてしまう数字や、今までの延長の数字になってしまいます。
第三者が計画作成に立ち会うことで今まで気付かなかった課題や、新しい発想が生まれてきます。
また複数人で話しながら作成すると、数字の根拠が明確になり、より実行性の高い計画 になります。
ただし注意点として、最終的な計画の決定は社長が行わなければなりません。
③利益が出る計画にする。
「利益が出て税金を払うのが嫌だから」という考えで無計画にお金を使う経営手 法が、なかなか借入金が減らない要因になっています。
順調に借入金などの負債を減らし、資金繰りを良くするためには無理な節税を避け、常に利益の出る経営体質改善を実行するのが重要です。
そのためには、無理な節税が経営に及ぼす影響を理解し、きちんと利益が出る計画が必要 です。
まとめ!
①達成したいと思える「夢」のある計画を作成する。
②数人で意見を出し合って作成した方が、洗練された計画になる。
③無理な節税は会社発展の足かせである。
私たちIPMコンサルティングは、あくまでも社長と共に経営計画書を作成し、毎月経営 の改善を促します。計画があると、将来に対する不安が薄らぎ、経営に対し安心感が芽生え 、やる気も湧いてきます。
財務的には自己資本額を増やすこと目指しますので、徐々にではありますが資金繰りは 良い方向に改善されます。
経営を今より改善したい方は、ぜひ一度ご相談ください!
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