ＭＡＳ監査導入企業様のご紹介

　現在の会社を継ぐまでは、都内で父の会社の客先にあたる設備会社に勤めておりました。

事情により、父の会社を継がざるを得なくなり早急に社長職に就きましたが、父からの引継ぎはなく社員や関係する方々の協力の基に頑張っていました。しかし、お金がどんどん減ってゆく状況に、どうしたらいいんだと、3３歳の私には不安の毎日でした。

そのような状況を見かねた某金融機関の支店長から、令和元年6月に株式会社　I・P・Mコンサルティングを紹介いただきました

　最初はMAS監査？　聞いたことないけど大丈夫かと不安もありました。

でも、支店長の紹介もあるし「嫌だったら断ればいい」と、不安のまま一応コンサルのサービスを受ける決意をしました。

最初、㈱I・P・Mコンサルティングの菅野社長から質問を受けたのは、

「決算書等の財務資料は何ですか、私(菅野社長)がその本質を理解するのに30年の歳月を要しました。そして、その本質を理解したときに本当に鳥肌が立ちました。橋本社長(私)、決算書とは何ですか」

その回答を菅野社長から得ましたが、未だ心からその理解が出来ていません。

しかし、財務資料は経営する上で絶対に必要で、常に確認しなければならないことは理解できました。

次に㈱I・P・Mコンサルティングの菅野社長から質問を受けたのは、「橋本社長、経営者である自分はどこにありますか？　実際に自分ってありますか？」

このようなちんぷんかんぷんな質問に対し、菅野社長からその回答を得ましたが、その回答を本当に理解したときに、経営に対する不安・迷いもなくなるのではないかと思います。

ＭＡＳ監査サービスを受けなかった場合、会社はどうなっていましたか？

　会社を持ちこたえたにせよ多分借入金が増え仕事に集中できず資金繰りに駆け回り、先の見えない・目標も描けない不安の毎日であったように想像されます。

今、若干、将来に目を向けられるようになった今、過去の自分を振り返ってみると、唯々、ぞっとする毎日だったように思います。

㈱I・P・Mコンサルティングでの毎月の経営会議は、翌月以後の資金繰りを前提とした経営改善の策を立てるのが目的で、私はその改善策を実行するのみなので経営に対する不安もなくなりました。

むしろ、会社の将来像を描けるようになりました。

今後の経営をどのようにしたいですか？

弊社は上記のような厳しい状況にありながらも、新しい工法や新しい材料を研究し努力してきました結果、弊社独自の提案が受け入れられるようになりました。

前社長が残してくれた信用・技術・社員等を大切に、そして、今までに考える余裕も無かった新しい工法等を更に研究し、より一層お客様に提案ができる会社にするのが私の明確な目標となりました。

私の体験から言えることは、毎月の経営会議で決めた改善事項を唯々実行すれば会社は良くなると言うことです。

少し特殊な工事をしている弊社の業務に関し、常に親身になって対策を考え・話し合える大切なパートナーと思っていますので、今後、継続してコンサルを受けたいと思っています。

誠実に、着実に、お客様のお役に立てる設備を作っています。

安全で安心できる設備を、誠実に、着実に作っていく。それが、株式会社福島保冷工業所が客様のためにできることであり、使命であると考えております。そのために、保温にかかわる最新情報を入手して、分析して、会社の力にしていく。
そういうことを、日々考えています。

「目には見えにくいものをきちんと作る」

私たちが作っている設備は、目に見えにくい部分がほとんどです。見えない部分だからこそ、ひとつひとつのことをきちんと作業し、安全で使いやすい設備にしようと努めています。毎日動くものは、毎日きちんと動いて当たり前。
作業、確認、点検、分析。見えない部分をきちんと作る。当たり前のことですが、それを株式会社福島保冷工業所は実践していきます。